「他の子と比べてうちの子は少しわがままなのかな」
このように少し不安に思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
子育てにおいて、子供の性格についての悩みはつきものかと思います。
今回は、わがままな子供の将来とその対処法についてご紹介します。
□わがままな子供は将来どうなる?
まず知っていただきたいことが、子供のわがままは意思表示のひとつだということです。
そのため、わが子がわがままなのは基本的には仕方がないことです。
ただ、注意していただきたいのは、子育て中の環境や関わり方、言葉がけや対応の仕方によっては、子供のわがままを助長してしまうことがあります。
わがままが単なる意思表示の場合は、特に問題はありません。
年齢を重ねて心が成長すれば、自然とわがままも治まってきます。
しかし、子供と関わっている大人の対応や周りの環境によってそのわがままが助長されてしまっている状態だと、その子の将来に影響があるかもしれません。
例えば、お金遣いが荒くなってしまったり、協調性にかけてしまったり、努力をしなくなってしまったりということが挙げられます。
もちろん必ずそうなるわけではありませんが、関わり方によってはそうなってしまう可能性があるということです。
度が過ぎるほどのわがままにならないために、周りの大人が関わり方を考える必要があるでしょう。
次に関わり方やわがままの対処法を紹介します。
□わがままの対処法をご紹介
ここでは、2つのわがままの対処法をご紹介します。
まず1つ目は、親が約束をしっかり守ることです。
「おもちゃで遊んだ後は片付けをすること」や「お菓子は1個だけ」など日々親子間で約束事を交わすことでしょう。
しかし、約束をしたにもかかわらず、子供が駄田をこねて言うことを聞いてくれないこともしばしばありますよね。
そんな時、「今回だけ」といって折れてしまってはいませんか。
この行動が子供のわがままを助長させているかもしれません。
約束したことであっても、わがままを言えばなんでも思い通りになると子供が感じてしまう可能性があります。
そのため、わがままを助長させないためにも親がしっかりと約束を守ることが大切です。
子どもの気持ちを受け止めた上で、約束したことを子どもが理解できるように説明することで、子どもが納得して自分の気持ちをコントロールできるようになるでしょう。
2つ目は、我慢できたら褒めることです。
上記のように説明することで子供がしっかり我慢できたら、褒めることも忘れてはいけません。
褒めることでそれが成功体験になります。
すると、親に褒めてもらいたいという気持ちから、約束したことはしっかりと我慢できる子供になってくれるでしょう。
□まとめ
今回は、わがままな子供の将来はどうなるか、その対処法について解説しました。
わがままな子には大人が適切な対応をすることが大切です。
対処法をぜひ参考にしてみてください。