「音楽を聴きながら勉強して良いのだろうか」

このような疑問をお持ちの方は必見です。

今回の記事では、勉強時に音楽を聴くことによるメリットやおすすめの音楽を紹介します。


□音楽を聞きながら勉強することのメリット


1つ目は、気分が高揚して勉強が楽しくなることです。

好きな音楽を聴いていると、気分が高揚しますよね。

音楽を聴くことには、やる気をアップさせる効果が期待できます。


2つ目は、リラックスして勉強できることです。

音楽にはリラックス効果があり、勉強に取り組みやすくなります。

たとえば手術の現場ではオペ中に音楽が流されますが、同様の効果が勉強中の音楽にも期待できます。


3つ目は、集中力・記憶力が向上することです。

リラックス効果・集中効果をもたらすものとしてα波がありますが、音楽にもα波があるため様々な効果が期待できます。

中でもジャズやクラシックは非常に高い効果があるとされています。

この点に関しては、後ほどまた解説します。


4つ目は、雑音を遮れることです。

このシャットアウトのことを「マスキング効果」といいますが、これは勉強に集中できる環境を作るのに非常に役立ちます。


□ADHDの子におすすめの音楽とは?


1つ目は「クラシック音楽」です。

作曲者としては、以下の方々の音楽は穏やかなテンポで役立つとされています。


・ヴィヴァルディ

・バッハ

・ヘンデル

・モーツァルト


2つ目は、「ホワイトノイズ」です。

ホワイトノイズとは、ファンや機械から流れる「シャー」という音です。

この音は集中力が乱れる人もいますが、ADHDの方は逆に集中力が高まります。


実際に2007年に行われた調査によると、ADHDの子供は、ホワイトノイズを聞きながら作業するとパフォーマンスが向上すると判明しました。

2016年に行われた調査でもこの効果は裏付けられています。


3つ目は「バイノーラルビート」です。

バイノーラルビートは、多くのメリットがあると言われている「聴覚ビート刺激」の一種です。


バイノーラルビートに関してはホワイトノイズのような裏付けはありません。

しかし、実際に聞いたADHDの人が「集中力が高まる」という話はよくあります。

興味があれば試しても良いかもしれませんね。


□まとめ


音楽を聴くことには、勉強する上で様々なメリットがあります。

中でもホワイトノイズやバイノーラルビートは、ADHDの子に多くのメリットをもたらすと言われているので、ぜひ試してみてください。

なにか子育てにおいて不安な点があればお気軽にご相談ください。




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