4歳の子どものおむつが取れなくて、不安になられている方もいらっしゃるかもしれません。

4歳児でおむつが取れない場合は、発達障がいの可能性はあるのでしょうか。

また、おむつが取れない場合の対処法もご紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。


□4歳でおむつが取れない?


4歳になってもおむつが取れなく、発達障がいなのではと思われている方はいらっしゃいませんか。

結論から言うと、4歳なのにおむつが取れないから発達障がいであるとは断定できません。

おむつが取れない原因としては、子ども自身の性格や生活環境など複数の要因が挙げられるでしょう。


4歳くらいになると、子ども自身も「おむつをつけている」という認識ははっきり持っていることが多いです。

おむつがやめられないのは、トイレでお尻の下に何もない空間があることに怯えていたり、おむつがないことが違和感で排尿できなかったりすることが多いです。

このような場合、きっかけを与えてあげたり、後押ししたりすることで、おむつをやめられることもあるでしょう。


ただ、おむつにこだわりが強かったり、絶対に定位置でないと排便できなかったり、トイレトレーニングをすると何時間も大騒ぎして嫌がったりするという状態が数ヶ月も続いているようでしたら、医師などに相談してみても良いかもしれません。


□おむつが取れない時の対処法とは?


続いては、おむつが取れない時の対処法をご紹介します。


1つ目は、普通のパンツで濡れた感覚を試すことです。

最近のおむつは性能が高く、不快感のないサラサラな履き心地が持続します。

子どもにとって良いことですが、トイレトレーニングのことを考えると、おしっこをして濡れた感覚を伴わないことは、デメリットです。

そのため、普通のパンツを濡らして、濡れた時の不快感を試すと良いでしょう。


2つ目は、褒めつつ小さな目標で自信をつけてもらうことです。

お子さんの中には、お漏らししてしまった失敗がトラウマになっておむつから抜け出せなくなっていることもあります。

そのため、失敗を責めることはせずに、「今日はパンツが履けた」「おむつでもトイレでおしっこできた」などと小さな目標を褒めてあげることが大切です。


□まとめ


今回は、4歳の子どもがおむつが取れないことに関して解説しました。

取れないからといって発達障がいというわけではないですが、極度に嫌がる場合は相談してみても良いかもしれません。

ご紹介した対処法も試してみてください。




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