「子どもの気持ちがわからない」

このようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。

人間はだれしも一人一人違う考え方を持っているため、気持ちがわからないで困ってしまうときもあるでしょう。

特に、年齢も人生経験も大きく違う子どもとなると、気持ちがわからないことがあることは普通のことです。

この記事では、子どもの気持ちがわからずにお悩みの方へ、知っておいてほしいことをお伝えします。


□子どもの気持ちがわからない時どうしたら良い?


子どもと日々一緒にいると、子どもの行動や言葉に対して、「自分と似ていて嫌だな」と感じることがあります。

これは自分と似ていることに対する自己嫌悪です。

自分を見ているようで恥ずかしかったり、自分自身の嫌なところだったりして、子どもに直させようとすることもあるでしょう。


しかし一方で、「そんな考えを持っているの?」と驚くこともあります。

自分とは全く考え方が違っていて呆然としてしまうのです。


父親に似ているところもあれば、母親に似ているところもあります。

反対に、父親に似ていないところもあれば、母親に似ていないところもあります。

それぞれ違う人間なので、それが当たり前なのです。


似ている部分に関しては、理解ができるので、悪いところだったら問題解決に取り組みやすいです。

しかし、似ていない理解ができない部分に対しては、どうしたらいいかわからず無力感があるかもしれません。


理解できないと思ったとしても、それぞれの個性なんだと思うことが大切です。

理解できないからといって、頭ごなしに否定するのは控えましょう。


□子どもの気持ちがわからない時に知ってほしいこと


では、頭ごなしに否定するのではなく、どのような対応をするべきなのでしょうか。


まずは、わからない・理解できないことを言葉にしてみてください。

子どもが理解できないと感じた時には、子どもの何がわからないのか言葉にしてみることをおすすめします。

例えば、子どもが大泣きしてしまって泣き止まず困った時に、「なんで泣いているのかわからない」と言葉にしてみてください。

そうすると、まずは親自身が子どもが泣いているという状況に戸惑っているということが理解できるでしょう。


そして、共感をすることも大切です。

子どもが「痛い」と言ったら、「痛かったね」、「嫌だ」と言ったら「嫌だよね」など、子どもの気持ちを受け止める姿勢を示してみてください。

そうすると、子どもも気持ちを理解してくれたと肯定感があります。

親子間の信頼関係も構築されていくでしょう。


□まとめ


今回は、子どもの気持ちがわからない時にどうしたら良いかご紹介しました。

子どもの気持ちがわからない時があるのは普通のことです。

そんな時、何がわからないのか言葉にしてみたり、まずは子どもに共感してみたりすると良いでしょう。