身体的な障がいとは異なり、知的障がいは人によって症状もさまざまであるため、わかりにくいことがほとんどです。

中には、診断されるまで自分でも気づかない方もいらっしゃいます。

今回は、気づかれにくい障がいの1つである、軽度知的障がいの特徴について解説します。

診断されることで生活上での悩みがなくなり、支援が受けられる可能性があります。

ぜひ参考にしてください。


□軽度知的障がいとは?


知的障がいとは、社会生活上で困難を感じ、支援を必要としている状態のことです。

脳の障がいが原因であるために、脳性まひやADHDなど多くの併存症の可能性があります。


知的障がいの原因は、出生前の染色体の異常や母体の感染症、周産期の低酸素や循環障がい、出生後の頭部外傷や感染症などが挙げられます。

外的原因はもちろん、内的原因である染色体や遺伝子の異常はと突然変異によって起こるものなので、遺伝するものではありません。


生活上の困難や支援の必要性は、「知的能力」「日常生活・社会生活への適応能力」「発達期に障がいが生じているか」という3つの基準で判断されます。


その中でも知的能力は、数値によって重症度が分類されます。

軽度は約50~70、中等度は約36~49、重度は約20~35、最重度は約19以下です。


軽度知的障がいは、知的能力も低くなく、言語によるコミュニケーションも可能であるため周りから気づかれないことがほとんどです。


しかし、抽象的な表現や集団でのコミュニケーションが難しく、感情のコントロールができない場合もあります。

また記憶や計画が苦手であるため、学習面では支援を必要とします。


□軽度知的障がいの特徴


身の回りのことを1人でこなせるため、気づかれにくい軽度知的障がいですが、次のような場合に困ることが多いです。


*時間の計算


時計を見て、今何時であるか、今何をする時間かを把握できる一方で、何時間後に何時になるかということを把握するのが難しいという一面があります。


*お金の計算


自分の経験をもとに理解し行動できるため、何円で何が買えるということは理解できます。


一方で、この金額を出したらいくらお釣りが返ってくるかは瞬時に計算するのが難しいです。


上記2つは、トレーニングを積むことで改善できますが、最近はスマートフォンのアプリで全て完結できます。

あらゆる能力が電子機器によって劣ってしまうという考えもありますが、社会での適応能力を高めるのには良い手段なので、スマートフォンに頼ってみても良いですね。


□まとめ


知的障がいは段階的なもので、その中でも軽度知的障がいは、コミュニケーション上の問題は少ないため周りからは気づきにくいものです。

もしお子様の学習面に不安を感じたら、一度周りに相談してみてください。

診断されることで、解決できる悩みや受けられる支援があります。

もしお困りの際は、私たちにご相談ください。






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