イヤイヤ期と自閉症の違いについてご存知でしょうか。
両者の違いを見極めるのは難しいかもしれません。
またイヤイヤ期であった場合の対処法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□イヤイヤ期と自閉症との違いとは?
まずは、イヤイヤ期と自閉症の違いをご説明します。
自閉症などの発達障がいは、脳の機能に障がいを生じて起こるものです。
その一方で、イヤイヤ期は、成長の過程によって起こるものです。
両者の大きな違いはここにあるでしょう。
発達障がいの場合は、脳の機能が原因となって起こるものなので、本人もそれによって生活に支障をきたしているように見受けられます。
しかし、イヤイヤ期の場合は、子どもが「したくない!イヤ!」と拒否をしたとしても親の対応次第で行動が改善されることもあります。
また、その瞬間が過ぎ去ると、何に嫌がっていたか忘れてケロッとしていることもあるかもしれません。
発達障がいのお子さんの場合は、味覚によって不快感を覚えていることもあるので、触覚や味が原因により、どうしても食べられないこともあるのです。
また、物へのこだわりも、自分の中のルールで決められていることもあるので、柔軟性がないことも多いです。
イヤイヤ期の場合は、成長とともに変化が訪れることですが、そうでなければ、発達障がいを疑ってみても良いかもしれません。
□イヤイヤ期の対処法とは?
続いては、イヤイヤ期への対処法をご紹介します。
1つ目は、さりげないサポートをしてあげて、子どもの「できた」を応援してあげることです。
イヤイヤ期の時期では、子どもの「やりたい」という気持ちを大切にしてあげることが大切です。
そしてその気持ちが「できた」という達成感につながるように、親がサポートしてあげると良いでしょう。
サポートする方法としては、先回りして自分でできる環境を整えてあげることが有効です。
2つ目は、子どもの気持ちを代弁することです。
子どもが癇癪を起こしてしまった時には、子どもがどう感じているか気持ちを代弁してあげると良いでしょう。
そうすることで、子ども自身も気持ちを言葉にするようになります。
3つ目は、正しい行動を褒めることです。
正しくない行動にばかり注目して指摘するのではなく、正しい行動に注目して褒めてあげることが大切でしょう。
□まとめ
この記事では、イヤイヤ期と自閉症の違いについてご説明しました。
イヤイヤ期の対処法としては、さりげないサポートをしてあげること、気持ちを代弁すること、正しい行動を褒めることがありました。
ぜひ試してみてください。