発達障がいの子は体幹が弱い場合があります。
この記事では、その理由やトレーニング法をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
□発達障がいの子は体幹が弱い?
発達障がいのあるお子さんに見られる特徴の1つに体幹が弱いことが挙げられます。
体幹が弱いと姿勢が悪くなってしまうでしょう。
姿勢を正しく保つことが難しく、だらっとした姿でいることが多いです。
そんな子どもの状態としては、膝を立てて背中を背もたれに預けることで姿勢を保っていたり、体が脱力してしまうので、支えるために頬杖をついていたり、背筋をまっすぐにし続けられずつい崩してしまったりしています。
よく膝を立てて抱えている子は、そうすることで姿勢をキープしようとしているのです。
姿勢が悪いと目につきますし、親御さんもよく注意してしまうかもしれません。
注意するとそのときは姿勢を正すかもしれません。
しかし、そのときは良くても根本的に改善されていなかったら意味がないでしょう。
ただ、姿勢が悪いことを直させたり指摘するのではなく、上記でご説明したような背景を認識する必要があります。
背景を認識することで、姿勢をよくするには何が必要が理解できるでしょう。
次の章で体幹のトレーニングをご紹介します。
□体幹を鍛えるトレーニングをご紹介
続いては、体幹を鍛えるためのトレーニングを3つご紹介します。
1つ目は、筋トレ耐久レースです。
ヨガの立ち木のポーズやプランクなどの状態をキープして耐久レースを行います。
この時、体幹やバランス感覚が弱いと保っているのが難しいポーズを選ぶことがポイントです。
耐久レースが揉めてしまいそうなら、30秒できたらクリアなどの目標設定にしても良いでしょう。
2つ目は、足指ジャンケンです。
足裏を地面にベタベタついて幼児のような歩き方をしている子もいらっしゃるでしょう。
その場合は、足裏が適切に使えていないかもしれません。
足指ジャンケンはそれを改善するためのトレーニングで、足の指でジャンケンするものです。
3つ目は、完全に脱力することです。
トレーニングをした後は、しばらく静かに脱力をすることをお勧めします。
体幹は弱かったとしても、部分的に身体は緊張していることが多いです。
完全に全身脱力することで、メリハリをつけることができます。
□まとめ
今回は、体幹が弱い理由やその場合のトレーニング法をご紹介しました。
楽しく体幹を鍛えられることが理想です。
ぜひ参考にしてみてください。