子育てにおいて、お子さまの言葉についてお悩みの方は必見です。
今回の記事では、言語療法と言語の発達障がいの症状をご紹介します。
□言語療法とは?
言語療法とは、「言葉を話す・聞くことに関して障がいがある人に対し、日常生活を円滑に送ることを目的として行われるリハビリテーション」です。
別名ST(Speech and language Therapy)とも呼ばれます。
さらに、言語療法においては嚥下機能の障がいについても、リハビリの対象とします。
また、聞こえに関する障がいのリハビリが行われる場合、言語聴覚療法とも言われます。
□言語における発達障がいの症状について
言葉に関する力には、「理解力」と「表出力」の2側面があります。
「言語発達遅滞」とは、言語理解・表出の状態が標準からあきらかに遅れている場合の症状を指します。
表出力に関しては、たとえば1歳半までに意味のある単語を話さないことや、3歳までに二語文を話さない等です。
また、理解力に関しては1歳半までに2~3の一般的な言語の理解ができないこと、2歳までに簡単な言語指示に従えないことがこれにあてはまります。
明らかに言語発達遅滞であると断言できない場合、STを行いながら経過を観察します。
また、言語表出のみ遅れる子供の場合、2~3誌ごろに発語が急に伸びることもあります。
これは発達性言語障がいと呼ばれ、よく見られる症状です。
言語発達の要因はいくつか挙げられるので以下にそれをまとめます。
・聴力障がい
・大症
・精神遅滞
・発達障がい
・発達性言語障がい
・養育環境不適
・聴覚情報処理障がい
・吃音、プロソディ障がい
・構音障がい
・表出性言語障がい
・受容性言語障がい
・音韻障がい
ここからは以上の症状について少し解説します。
聴覚情報処理障がいとは、音を感知する器官の機能が異常に低く、音を認知して処理する脳内のシステムが低下した病態です。
コミュニケーションが困難になり、結果言語発達の遅れにつながります。
吃音とは、話の流暢さを失っている状態です。
2~4歳で5%、中学生で1%ほどに見られます。
高温障がいとは、「言葉をはっきり発音する機能がない状態」です。
下の筋肉の弱さや、鼻のつまりなどで発生します。
□まとめ
言語療法は、言語を話す・聞く機能に障がいがある方に対し行われるリハビリです。
そして今回は、言語発達遅滞についても解説してきました。
障がいを正しく理解し、上手に付き合っていきましょう。
私たちは児童発達支援を行っています。
なにかお子さまのことで不安なことがございましたら、少しでもお力になれれば幸いです。