子どもが発達障がいかもしれないと不安を抱えている親御さまもいらっしゃると思います。

子どもとのコミュニケーションがうまくいかない時に試していただきたいものがあります。

それは、コミュニケーションを育むカードゲームです。

ぜひご一読ください。


□コミュニケーションを育むカードゲームをご紹介


コミュニケーションを育むために有効なのが、「トーキングゲーム」というカードゲームです。

このトーキングゲームとは、おしゃべりするのが苦手な子でも安心のルールです。


遊び方としては、置いてあるカードの中から1枚カードを取ります。

それぞれのカードには、質問が書いてあり、例えば「すきなくだものは?」や「タイムマシンがあったらいつに行きたい?」など答えやすいものです。

このゲームのルールはたった1つだけです。

それは、答えている人の話を最後まで黙って聞くことです。


話を聞いている間は、できるだけうなずいたり相槌を打ったりしながら、話しやすい空間をつくります。

からかったり茶々を入れたり反対したりするのは、ルール違反です。


誰からも中断されずに話せるため、コミュニケーションが苦手な子でも安心して話せるのです。

ただ、話が止まらない子がいる場合は、事前に話す制限時間を決めておくのもありでしょう。


また、話したくない内容の質問には、パスをすることも可能です。

これも安心して遊べる工夫でしょう。

子どものコミュニケーション力を促すために、ぜひ試してみてください。


□ゲームを通して対等な立場で関わる経験を積むことも大切


ゲームでは、年齢や立場に関わらず全てのプレイヤーが対等の関係にあります。

また、プレイヤーたちは勝敗を競うライバル同士でもあるのと同時に、ルールやマナーを守り合いゲームを成立させるパートナー同士でもあります。


ルールを尊重しながら楽しく遊ぶという経験が子ども同士で対等に関わる経験として蓄積されます。

ひいては、現代の社会の中で求められるコミュニケーションを培うことにもなるでしょう。


ただ、集団遊びに慣れていない子や苦手としている子もいます。

そういった子どもたちには、適度な大人の手助けが必要でしょう。

その子に合った方法を導入してあげることが大切です。


□まとめ


この記事では、コミュニケーションを育むためのカードゲームをご紹介しました。

このゲームに限らず、さまざまなゲームを通して対等な関係で関わる経験をすることは大切です。

そのような経験を蓄積することで、コミュニケーションが身についていくでしょう。



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